Ocean Line

BEGIN Ocean Line歌詞
1.国境を吹き行く風

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

思い描けよそれが未来さ 君だけの未来さ
遥か国境を吹き行く風 緑色

明日の窓だけを開いても よどんで行くだけさ
わずかでもいい昨日を開けば

※やがて風が吹く 乾いて行く
泣いた季節も 嘘のように
風が吹く 乾いて行く
君は君から始まる※

まぶしい夏の日差しの中を 大空へ羽ばたけ
そこから見える世界は 夢じゃない

ハードリーフに砕けた波は銀色に輝いた
やり過ぎたくらいじゃなきゃ 気づかない

誰も迷いあきらめいつの日か 崖っぷちを歩く
そこが上昇気流の待つ港さ

そして舞い上がれ 目覚めて行け
信じる強さ それだけでいい
舞い上がれ 目覚めて行け
君が君から始める

(※くり返し)

思い描けよそれが未来さ 君だけの未来さ
遥か国境を吹き行く風 緑色

そこから見える世界は 夢じゃない


2.夏の花火

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

風が吹いて 波は満ちて行き
琥珀色に輝き出す

防波堤に いくつもの絵が
まるで映画のフィルムのように

わかっていても 抱きしめられたら
このまま時を 止められる気がして
越えられる気がしてたのに

瞬き一つで涙 こぼれ落ちたら醒めてく
水平線より 遠くを見つめないで

夏の花火で書いた 落書きみたいな恋さ
波間を漂い 夜空へ消えた サヨナラ

海が好きなら 酸素ボンベは
必要ないだろう あいつの店で

酒に酔って 責め続けたのは
君を何処へも 行かせないように

わかってほしい せめて今夜だけ
海より深く 愛してる気がして
言い出せる気がしてたのに

二人出会った頃に 流れた歌がさえぎる
見つめ合ったまま 哀しく微笑まないで

夏の花火で書いた 落書きみたいな恋さ
波間を漂い 夜空へ消えた サヨナラ


3.青い月とギター

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

ひとりきり街で 僕はまるでギター
ホコリまみれの 置き去りのままのギター

バイクを降りた 彼奴(あいつ)もたぶんギター
張りすぎた糸に 軋み始めたギター

青い月よ どうか教えてよ
幸せのメロディーを そっと優しく
優しく歌って

夢だけじゃいつか 忘れられたギター
さまよい歩いて かき鳴らされるギター

愛しい人よ きっと待っていて
幸せのメロディーを そっとあなたに
あなたに届けよう

青い月よ どうか教えてよ
幸せのメロディーを そっと優しく
優しく歌って


4.会いたい言葉

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

このまま君だけ見つめて 夜を越えて
会えなくなるよまた しばらく帰れない

あぁ この町に夢は在るのかな
もう 行かなくちゃ 全部置き去りさ

もう 会いたい気持ちが君に
届いているから哀しいよ
もう 会いたい気持ちを君に
届かないようにするには

会いたい言葉 会えない言葉

微熱が続いていたから 気になるけど
夏の終わりはまた 突然 いつの間にか

あぁ この窓に落ちる雨音にも
もう 急かされる 針は止まらない

もう 会いたい気持ちが君に
届いているから哀しいよ
もう 会いたい気持ちを君に
届かないようにするには
もう 会いたい気持ちが君に
届いているから哀しいよ
もう 会いたい気持ちを君に

会いたい言葉 会えない言葉


5.Ocean Line

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

夜が明ける 船は東へ行く 夢の Ocean Line
薄紫 君のシャツの色も 夢の Ocean Line

どこにいたって 世界は回るさ
波を切り裂く 二人のプロペラ
消えたのは 波しぶき だけ
ゆら ゆれ ゆられ

過去は未来 描く水溶き絵の具 夢の Ocean Line

君がいるから 世界は一つさ
時代を滑る 最後の一筆
百年前に 見渡した 海
ゆら ゆれ ゆられ

Ocean Line 夢を乗せて
乗せて夢を Ocean Line

Ocean Line 俺と君と
君と俺と Ocean Line


6.kowan 40


7.ハイサイ California

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

椰子の木の向こうに 銀のフェンス
その向こう側で 手を振るのは誰

たった10
くらいの 紺のシャツに
胸高鳴った そこに行けた気がした

あれからどれくらい 時が流れたんだろう
台風何個分? 車なら何台分?

もう誰のせいでもなくなった
島唄に乗せて ハイサイ カリフォルニア

いかしたシャツを着た じいちゃんが
三線片手に バスを待っている

それからどれくらい 唄い続けたんだろう
線香何本分? 島酒は何杯分?

夕焼けに手を振り バスは止まる
島唄に乗せて ハイサイ カリフォルニア

芝生の丘の上 風になびく星条旗
俺達の星は 何番目だったんだろう?

椰子の葉が揺れる度 陽が射した
島唄に乗せて ハイサイ カリフォルニア

ララーラーラーララーラ ハイサイ カリフォルニア


8.部瀬名のビーチ

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

寄り添う影 ドライブモード
携帯電話が ブルブルわめいてるさ
気にしない 今は潮騒だけ
もう 部瀬名のビーチ

あなたの声が知りたい
囁くように耳元で

この広い地球(ほし)の上 二人が出会えた奇跡

あなたと二人で ニライカナイの国へ
oh ダーリン 空を飛ぶ鳥のように
あなたと二人で 入道雲を抜けて
oh ダーリン このまま
oh ダーリン もう 部瀬名のビーチ

冷えたビール コテージでディナー
ココナッツミルクの香りに誘われたら
焼けた肌 トキメいて行くのさ
もう 部瀬名のビーチ

テーブルの距離がもどかしい
見つめ合ったまま微笑む

思い出にしたくない 今を鎖でつなぎ止めて

あなたと二人で ニライカナイの国へ
oh ダーリン 揺れながら魚のように
あなたと二人で 珊瑚の森を抜けて
oh ダーリン このまま
oh ダーリン もう 部瀬名のビーチ


9.いつまでも

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

生まれも育ちも 選べないけれど
ふるさとだったら 君と選べる
二人が暮らした この街の事は
生まれるこの子に いつか話そう

朝は水平線から 珊瑚礁を越えて来る
空が昨日を塗り替えて行く
僕らはただ待てばいい

※帰ろう君のふるさとへ
君が歌ってくれた島の唄
帰ろう僕のふるさとへ
波音はいつまでも おかえり おかえり※

内地はどこにも 無い土地の事で
ふるさと持たない人がナイチャーさ

夜を迎えに行こうか 見渡す限りの闇へ
目を細めたら星は手のひら
君の手は離さないさ

帰ろう僕のふるさとへ
僕もやがて三線子守唄
帰ろう君のふるさとへ
星空はいつまでも さよなら さよなら

(※くり返し)


10.幸せの自転車

作詞:BEGIN
作曲:BEGIN

家族で暮らせる 時間の儚さを
お前が家を出て 思い知らされたんだ

記念写真はどれも お下がりばかりで
前歯三本のヒーロー ボロ自転車に乗って

海岸線 畑道 見つけた洞窟
手をつないで 息をひそめ 泣きたかったのは俺の方さ

もう一度あの日に 帰って思いっきり
もう一度あの日の お前を抱き上げたい

おめでとう 真っ白な 幸せの自転車

どこか母さんに 似ている花嫁は
初めての妹 お前が守って行く

人の波 事故渋滞 いつか来るトンネル
手をつないで 歌を歌って 泣いてもまた笑えるまで

いつまでも二人の 愛が続くように
いつまでも二人の 空が晴れているように

おめでとう キャンドルに 心から願う

いつまでも二人で 愛を求めて行け
いつまでも二人で 信じた道を進め

おめでとう 真っ白な 幸せの自転車